[戦後80年 芸南賀茂] 大和をテーマに乗組員遺族語る 6日に呉
25年3月31日
呉で建造された戦艦大和が米軍の攻撃を受けて鹿児島県沖で沈没してから4月7日で80年。前日の6日午後1時半から、大和をテーマにした講演会が呉市中央の呉阪急ホテルである。無料。
乗組員の遺族たちでつくる戦艦大和会が企画した。呉市出身で元広島市立大学長の藤本黎時さん(93)=広島市安佐南区=が、沖縄特攻作戦に向かう大和に乗艦し戦死した海軍大尉の父弥作さん(当時44歳)の思い出を話す。動員学徒として呉海軍工廠(こうしょう)で魚雷の部品を造った藤本さん自身の体験や、戦争への反省が風化することへの危機感も語る。
予約不要。乗組員の追悼式は7日午前10時から、同市上長迫町の長迫公園(旧呉海軍墓地)である。大和会事務局☎090(9500)1403。(栾暁雨)
(2025年3月31日朝刊掲載)
乗組員の遺族たちでつくる戦艦大和会が企画した。呉市出身で元広島市立大学長の藤本黎時さん(93)=広島市安佐南区=が、沖縄特攻作戦に向かう大和に乗艦し戦死した海軍大尉の父弥作さん(当時44歳)の思い出を話す。動員学徒として呉海軍工廠(こうしょう)で魚雷の部品を造った藤本さん自身の体験や、戦争への反省が風化することへの危機感も語る。
予約不要。乗組員の追悼式は7日午前10時から、同市上長迫町の長迫公園(旧呉海軍墓地)である。大和会事務局☎090(9500)1403。(栾暁雨)
(2025年3月31日朝刊掲載)