広島の出版・書店業界盛り上げ あすからフェス 被爆80年テーマ
25年4月3日
「ひろしまブックフェス」が4~10日、広島市中区のひろしまゲートパークである。出版社の「本分社」(西区)などでつくる実行委員会の主催。新刊書店、古書店、出版社の計16店が独自セレクトした本を販売し、イベントも開く。
パーク内の大屋根ひろばにワゴンを並べる。独立系書店の「kagibooks」(中区)や「Lounge B books」(安佐南区)、実店舗を持たない「古本屋あとひとり」(安芸太田町)などが出店。広島の地酒などを楽しめる「立ち吞(の)みブックス」も併設する。
イベントでは、新刊書籍の刊行を記念したトークショーに編集者たちが登壇する。5日午後3時から「本屋のパンセ 定有堂書店で考えたこと」(作品社)▽6日午後1時から「石垣りんの手帳 1957から1998年の日記」(katsura books)
他にも古書店を開きたい人向けの相談会や、趣味で書店を開いた店主のこだわり本の紹介などを企画。実行委員長で、ジュンク堂書店広島駅前店の三浦明子店長は「防災や被爆80年のブースを設けるなど、昨年よりも一歩踏み込んだ内容になっている。多分野の業種で、広島の出版、書店業界を盛り上げたい」と話している。各日午前10時~午後7時。(仁科裕成)
(2025年4月3日朝刊掲載)
パーク内の大屋根ひろばにワゴンを並べる。独立系書店の「kagibooks」(中区)や「Lounge B books」(安佐南区)、実店舗を持たない「古本屋あとひとり」(安芸太田町)などが出店。広島の地酒などを楽しめる「立ち吞(の)みブックス」も併設する。
イベントでは、新刊書籍の刊行を記念したトークショーに編集者たちが登壇する。5日午後3時から「本屋のパンセ 定有堂書店で考えたこと」(作品社)▽6日午後1時から「石垣りんの手帳 1957から1998年の日記」(katsura books)
他にも古書店を開きたい人向けの相談会や、趣味で書店を開いた店主のこだわり本の紹介などを企画。実行委員長で、ジュンク堂書店広島駅前店の三浦明子店長は「防災や被爆80年のブースを設けるなど、昨年よりも一歩踏み込んだ内容になっている。多分野の業種で、広島の出版、書店業界を盛り上げたい」と話している。各日午前10時~午後7時。(仁科裕成)
(2025年4月3日朝刊掲載)