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生成AI活用 小学生が挑戦 中区

 生成人工知能(AI)の活用方法を学ぶ小学生対象のワークショップが、広島市中区の中国新聞ビルであった。東京のIT企業が運営する「フューチャー イノベーション フォーラム」の主催。市内外の4~6年生18人が、AIを使って広島の魅力を伝えるポスター作りに挑んだ。

 企業の社員たちが講師となり、「広島を初めて訪れる関東の小学5年生」を想定して取り組んだ。5班に分かれ、対話型AI「チャットGPT」に紹介したい観光名所やグルメを入力。AIが考案したデザインやキャッチコピーを見ながら「配置を逆にして」「もっとシンプルに」などと指示を重ねて完成した。

 宮島(廿日市市)の大鳥居と原爆ドームを組み合わせたポスターを作った石内北小(広島市佐伯区)の永田達也さん(11)は「なかなか思い通りにならなかったけど、想像以上の答えが返ってくることもあって面白かった」と楽しんでいた。

(2025年4月8日朝刊掲載)

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