被爆80年の平和式典 「総力を挙げて警備」 森本県警本部長 着任会見
25年4月9日
広島県警の森本敦司本部長(53)が8日、広島市中区の県警本部で着任の記者会見を開いた。被爆80年の節目の平和記念式典に向け、「広島市などと緊密に連携し、総力を挙げて警備の万全を期する」と意気込みを述べた。
森本本部長は2023年5月に広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)の警備を示し「完遂した力強い警察を維持できるよう取り組む」と強調した。「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)の犯罪を課題に挙げ、「治安情勢の変化に適切に対応する県民のための警察でありたい」と力を込めた。
広島勤務は初めて。小学1年の時に家族旅行で原爆資料館(中区)を訪れ、原爆の惨禍を初めて知ったという。「平和の象徴の広島で勤務できることは光栄」と述べた。
香川県丸亀市出身。東京大法学部を卒業し、1995年に警察庁入り。警視庁捜査1課管理官や愛媛県警本部長などを歴任した。(根石大輔)
(2025年4月9日朝刊掲載)
森本本部長は2023年5月に広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)の警備を示し「完遂した力強い警察を維持できるよう取り組む」と強調した。「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)の犯罪を課題に挙げ、「治安情勢の変化に適切に対応する県民のための警察でありたい」と力を込めた。
広島勤務は初めて。小学1年の時に家族旅行で原爆資料館(中区)を訪れ、原爆の惨禍を初めて知ったという。「平和の象徴の広島で勤務できることは光栄」と述べた。
香川県丸亀市出身。東京大法学部を卒業し、1995年に警察庁入り。警視庁捜査1課管理官や愛媛県警本部長などを歴任した。(根石大輔)
(2025年4月9日朝刊掲載)