[2025ひろしまFF] 思いを一つに 折り鶴に祈り込め 被爆80年
25年5月4日
平和記念公園の原爆慰霊碑前には、折り鶴に平和への願いを寄せ書きするコーナーが設けられた。被爆80年に合わせて初めて企画。国内外からの来場者が、戦争のない世界の実現に向けて思いをつづっていた。
「世界から戦争がなくなりますように」「子どもたちがいつまでも幸せに暮らせますように」。立ち寄った家族連れや外国人旅行者たちは、高さ約1.5メートルの和紙製の折り鶴2基に、色とりどりのペンで書き込んだ。
福岡市中央区の会社員田上純さん(46)は「核兵器を使えばどうなるか。身をもって知る広島で、その悲惨さに想像力を働かせたい」と力を込めた。ブラジルから観光で訪れたユーリ・フェレイラ・アイエロさん(33)は、ウクライナやパレスチナ自治区ガザで続く戦火を憂い、ポルトガル語で「再び世界に平和を」と記していた。
コーナーは最終日の5日まで。メッセージでいっぱいになった折り鶴は同公園の芝生広場に飾る。(鈴木大介)
(2025年5月4日朝刊掲載)
「世界から戦争がなくなりますように」「子どもたちがいつまでも幸せに暮らせますように」。立ち寄った家族連れや外国人旅行者たちは、高さ約1.5メートルの和紙製の折り鶴2基に、色とりどりのペンで書き込んだ。
福岡市中央区の会社員田上純さん(46)は「核兵器を使えばどうなるか。身をもって知る広島で、その悲惨さに想像力を働かせたい」と力を込めた。ブラジルから観光で訪れたユーリ・フェレイラ・アイエロさん(33)は、ウクライナやパレスチナ自治区ガザで続く戦火を憂い、ポルトガル語で「再び世界に平和を」と記していた。
コーナーは最終日の5日まで。メッセージでいっぱいになった折り鶴は同公園の芝生広場に飾る。(鈴木大介)
(2025年5月4日朝刊掲載)