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被爆体験伝承 研修生募る 広島市 10・12日に説明会

 広島市は、被爆体験伝承者を養成する研修の受講者を募集している。30日が締め切り。10、12日に原爆資料館(中区)で説明会を開く。

 研修期間は約2年間。おおむね5年以上活動できる人が対象。研修は7月に始まり、被爆の実態や話し方を学ぶ。自らの被爆体験を伝える証言者と月数回のミーティングを重ね、記憶を引き継ぐ。

 研修の受講希望者は市のホームページなどにある応募用紙に必要事項を記入し、郵送やファクスで申し込む。説明会は両日とも午前10~11時で事前の申し込みは不要。

 市によると、4月1日時点で被爆体験伝承者は239人が活動中。被爆体験証言者と、被爆者の記憶を受け継ぐ子や孫たち家族伝承者は通年で募っている。市平和推進課☎082(504)2900。

(2025年5月8日朝刊掲載)

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