ノーベル平和賞 メダルと賞状 レプリカ展示 13日から 原爆資料館 受賞記念展
25年5月10日
昨年12月に日本被団協へ授与されたノーベル平和賞のメダルと賞状のレプリカが今月13日から8月末まで、広島市中区の原爆資料館に展示されることが決まった。9日、資料館が発表した。
資料館東館1階で開かれている被団協の受賞記念パネル展の一角に展示コーナーを設ける。メダルは直径6・6センチで、表面にスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔の肖像が彫られている。縦35センチ、横23センチの賞状には「Nihon Hidankyo」と記され、額に入っている。
3月に日本被団協の代表委員で広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(83)がレプリカを携えて市役所を訪れた際、松井一実市長が資料館に展示したい考えを示していた。同館は「被爆者の思いを心に刻み、核兵器廃絶へ前進し続ける大切さを実感してほしい」としている。(樋口浩二)
(2025年5月10日朝刊掲載)
資料館東館1階で開かれている被団協の受賞記念パネル展の一角に展示コーナーを設ける。メダルは直径6・6センチで、表面にスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔の肖像が彫られている。縦35センチ、横23センチの賞状には「Nihon Hidankyo」と記され、額に入っている。
3月に日本被団協の代表委員で広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(83)がレプリカを携えて市役所を訪れた際、松井一実市長が資料館に展示したい考えを示していた。同館は「被爆者の思いを心に刻み、核兵器廃絶へ前進し続ける大切さを実感してほしい」としている。(樋口浩二)
(2025年5月10日朝刊掲載)