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　大和ミュージアムサテライト（呉市中通）の来館者が１２日、２月末のオープンから２カ月余りで５万人に達した。大和ミュージアムの戸高一成館長が、５万人目となった東京都の船尾昭宏さん（６６）に認定証や記念品を手渡した。

　船尾さんは、サテライトのメイン展示の零式観測機の実物大レプリカに特別に「搭乗」。「戦時中に乗った人の目線を追体験できた」と話した。リニューアル工事中の大和ミュージアム（宝町）には２度訪れたことがあり、来年４月を見込む再オープン後に「また訪れたい」と話していた。

　戸高館長は記念式典で「ミュージアムの仕事が途切れず続いていることを感じてほしい」と伝えた。（高木潤）

（２０２５年５月１３日朝刊掲載）