ノーベル賞メダルと賞状レプリカ 原爆資料館で展示開始
25年5月14日
昨年12月に日本被団協に授与されたノーベル平和賞のメダルと賞状のレプリカの展示が13日、広島市中区の原爆資料館で始まった。核兵器を使ってはならないという「核のタブー」確立に貢献した被爆者運動の功績を来館者に伝える。8月31日まで。
資料館東館1階で開かれている被団協の受賞記念パネル展の入り口に展示ケースが置かれた。メダル(直径6・6センチ)にはスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔が刻まれ、賞状(縦35センチ、横23センチ)には「Nihon Hidankyo」の文字やノーベル賞委員会のフリードネス委員長のサインがある。
日本被団協に加盟する広島県被団協(箕牧(みまき)智之理事長)から市が展示のために借りた。訪れた崇徳高新聞部編集長の3年岸田紗耶子さん(17)=南区=は「被爆者の方々の功績に一層光が当たる。長年の活動を同世代にもしっかりと伝えたい」と話していた。(樋口浩二)
(2025年5月14日朝刊掲載)
資料館東館1階で開かれている被団協の受賞記念パネル展の入り口に展示ケースが置かれた。メダル(直径6・6センチ)にはスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔が刻まれ、賞状(縦35センチ、横23センチ)には「Nihon Hidankyo」の文字やノーベル賞委員会のフリードネス委員長のサインがある。
日本被団協に加盟する広島県被団協(箕牧(みまき)智之理事長)から市が展示のために借りた。訪れた崇徳高新聞部編集長の3年岸田紗耶子さん(17)=南区=は「被爆者の方々の功績に一層光が当たる。長年の活動を同世代にもしっかりと伝えたい」と話していた。(樋口浩二)
(2025年5月14日朝刊掲載)