核廃絶訴え 19日から渡欧 「絶対悪世界に伝えたい」 県被団協 佐久間理事長意気込み
25年5月15日
県被団協の佐久間邦彦理事長(80)が19日から27日までドイツとフィンランドを訪れ、被爆証言や対話を通じて核兵器廃絶を訴える。14日、広島市役所で記者会見を開き「核兵器は絶対悪、悪魔の兵器であると世界に伝えたい」と意気込んだ。
現地では集会や大規模な平和行事に参加。政党や国会議員との意見交換、平和団体との交流を予定する。22日にはドイツの首都ベルリンで日本被団協のノーベル平和賞受賞を記念した集会があり、基調演説する。会見では「被爆証言に加え、世界から核兵器をなくしていくためには何が必要か被爆者の立場で訴えたい」と語った。
佐久間さんは、日本原水協が国際平和ビューロー(ドイツ)などの平和団体の要請を受けて派遣する遊説団の一員として渡欧する。(渡辺裕明)
(2025年5月15日朝刊掲載)
現地では集会や大規模な平和行事に参加。政党や国会議員との意見交換、平和団体との交流を予定する。22日にはドイツの首都ベルリンで日本被団協のノーベル平和賞受賞を記念した集会があり、基調演説する。会見では「被爆証言に加え、世界から核兵器をなくしていくためには何が必要か被爆者の立場で訴えたい」と語った。
佐久間さんは、日本原水協が国際平和ビューロー(ドイツ)などの平和団体の要請を受けて派遣する遊説団の一員として渡欧する。(渡辺裕明)
(2025年5月15日朝刊掲載)