報道写真 戦争と平和たどる 被爆80年特別企画 来月12日から広島 ヒロシマ視点の展示も
25年5月16日
被爆80年特別企画の報道写真展「戦争と平和」が6月12日(木)~23日(月)、旧日本銀行広島支店(広島市中区袋町)であります。今年1月に新聞通信調査会(東京)が東京・丸の内で開催した写真展に、被爆地広島の視点を加えて開催します。入場無料。
太平洋戦争前夜から今日までの日本の「戦争と平和」との関わりを、国内の通信社などが撮影した約100枚でたどります。会場には日本軍の真珠湾攻撃や米軍による原爆投下、戦後の国内の混乱や復興、自衛隊発足、ベトナム戦争を巡る市民運動など、歴史の一場面を捉えた写真が並びます。
湾岸戦争やウクライナ戦争など世界の戦争や武力紛争にも焦点を当て、安全保障関連法案を巡る国会議事堂前の抗議行動などを紹介。広島関連では被爆1年後の市街地の様子、2016年に現職米大統領として初めて広島市の平和記念公園を訪れたオバマ氏、昨年12月の日本被団協のノーベル平和賞受賞などを取り上げます。
被爆地の視点で「戦争と平和」を考えるコーナーでは、中国新聞の「原爆の日」の8月6日付紙面や平和記念式典で配布した特報などを展示。原爆投下直後の広島で報道を続けた中国新聞社員を描いた冊子「まんが 被爆地の新聞社」も紹介します。
関連イベント
初日の12日午後6時からオープニングコンサートがあります。エリザベト音楽大の教員たちが出演。被爆ピアノの演奏もあります。また16日(月)午前11時から、「ヒロシマで世界の平和を考える」をテーマにジャーナリストが対談します。会場はいずれも旧日本銀行広島支店で無料。詳細は公式サイトをご覧ください。問い合わせは中国新聞企画サービス☎082(236)2244。
(2025年5月16日朝刊掲載)
太平洋戦争前夜から今日までの日本の「戦争と平和」との関わりを、国内の通信社などが撮影した約100枚でたどります。会場には日本軍の真珠湾攻撃や米軍による原爆投下、戦後の国内の混乱や復興、自衛隊発足、ベトナム戦争を巡る市民運動など、歴史の一場面を捉えた写真が並びます。
湾岸戦争やウクライナ戦争など世界の戦争や武力紛争にも焦点を当て、安全保障関連法案を巡る国会議事堂前の抗議行動などを紹介。広島関連では被爆1年後の市街地の様子、2016年に現職米大統領として初めて広島市の平和記念公園を訪れたオバマ氏、昨年12月の日本被団協のノーベル平和賞受賞などを取り上げます。
被爆地の視点で「戦争と平和」を考えるコーナーでは、中国新聞の「原爆の日」の8月6日付紙面や平和記念式典で配布した特報などを展示。原爆投下直後の広島で報道を続けた中国新聞社員を描いた冊子「まんが 被爆地の新聞社」も紹介します。
関連イベント
初日の12日午後6時からオープニングコンサートがあります。エリザベト音楽大の教員たちが出演。被爆ピアノの演奏もあります。また16日(月)午前11時から、「ヒロシマで世界の平和を考える」をテーマにジャーナリストが対談します。会場はいずれも旧日本銀行広島支店で無料。詳細は公式サイトをご覧ください。問い合わせは中国新聞企画サービス☎082(236)2244。
(2025年5月16日朝刊掲載)