合唱で被爆者たち追悼 ２５日 中区で「プロジェクト」公演 広島や長崎の高校生も参加
25年5月22日
広島や長崎の被爆者や震災被災者を合唱で追悼する企画「レクイエム・プロジェクト」のコンサートが２５日、広島市中区のエリザベト音楽大セシリアホールである。２０１３年から広島で公演を続けており、被爆８０年を迎える今回、次世代への継承として広島の高校生たちも参加する。
広島や神戸のプロジェクト団員約１００人に加え、広島女学院高（中区）と安田女子高（同）の音楽部員計２５人が参加。長崎の合唱団からも中高生９人が加わる。コンサートでは、被爆者で詩人の上田由美子さん（８７）＝安佐北区＝が作詞した新作「さよならも言えないままに」など計２０曲を披露する。
１７日には安田女子高の生徒と団員たち約５０人が、中区の市男女共同参画推進センター（ゆいぽーと）で合同練習した。同高２年大瀬戸友萌（ゆめ）部長（１６）は「大人たちは声が柔らかくて一緒に歌いやすい。本番は平和への祈りを込めて歌いたい」と話す。
午後２時開演で入場料２５００円（前売りは２千円）。同プロジェクト広島実行委員の日野葉子さん☎０９０（５２６５）７１１０。（二井理江）
（２０２５年５月２２日朝刊掲載）
広島や神戸のプロジェクト団員約１００人に加え、広島女学院高（中区）と安田女子高（同）の音楽部員計２５人が参加。長崎の合唱団からも中高生９人が加わる。コンサートでは、被爆者で詩人の上田由美子さん（８７）＝安佐北区＝が作詞した新作「さよならも言えないままに」など計２０曲を披露する。
１７日には安田女子高の生徒と団員たち約５０人が、中区の市男女共同参画推進センター（ゆいぽーと）で合同練習した。同高２年大瀬戸友萌（ゆめ）部長（１６）は「大人たちは声が柔らかくて一緒に歌いやすい。本番は平和への祈りを込めて歌いたい」と話す。
午後２時開演で入場料２５００円（前売りは２千円）。同プロジェクト広島実行委員の日野葉子さん☎０９０（５２６５）７１１０。（二井理江）
（２０２５年５月２２日朝刊掲載）
