米や豪など290人 被爆地訪問 世界バラ会議福山大会参加者
25年5月23日
福山市で開催されている世界バラ会議福山大会の参加者が22日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆投下によるヒロシマの惨状に触れた。
米国やオーストラリアなど国内外の約290人が参加した。原爆ドームや原爆慰霊碑を巡り、市観光ボランティアガイドから原爆で1945年末までに推計約14万人が犠牲になったことや、2016年に当時のオバマ米大統領が原爆慰霊碑に献花したことなどの説明を受けた。原爆資料館では音声ガイドを聞き、熱心に展示に見入っていた。
ドイツから訪れたクラウディア・ハッカーさん(73)は「被爆地に来て被爆者の写真を見て、原爆の愚かさを感じた。世界各国のリーダーはここに来るべきだ」と目を潤ませながら話した。
一行は市植物公園(佐伯区)も訪ね、バラ園などを散策した。(二井理江)
(2025年5月23日朝刊掲載)
米国やオーストラリアなど国内外の約290人が参加した。原爆ドームや原爆慰霊碑を巡り、市観光ボランティアガイドから原爆で1945年末までに推計約14万人が犠牲になったことや、2016年に当時のオバマ米大統領が原爆慰霊碑に献花したことなどの説明を受けた。原爆資料館では音声ガイドを聞き、熱心に展示に見入っていた。
ドイツから訪れたクラウディア・ハッカーさん(73)は「被爆地に来て被爆者の写真を見て、原爆の愚かさを感じた。世界各国のリーダーはここに来るべきだ」と目を潤ませながら話した。
一行は市植物公園(佐伯区)も訪ね、バラ園などを散策した。(二井理江)
(2025年5月23日朝刊掲載)