報道写真展記念 平和の調べ エリザベト音大教員が演奏や歌
25年6月13日
被爆80年特別企画の報道写真展「戦争と平和」が12日に開幕したのを記念し、会場の旧日本銀行広島支店(広島市中区)でコンサートがあった。エリザベト音楽大(同)の教員4人がクラシック音楽を通じ、平和への思いを市民たちに届けた。
准教授と専任講師たちが、被爆ピアノ「明子さんのピアノ」とフルート、バイオリンを奏で、テノールの歌声を響かせた。ショパンの「ノクターン第2番」に始まり、バッハの「無伴奏バイオリンソナタ第3番」「羊は安らかに草を食み」など全8曲を披露した。
集まった約120人からは1曲ごとに拍手が湧いた。終戦の年に生まれた東区の万代峻さん(80)は「選曲と音の響きが良く、平和を願う気持ちが客席に伝わった」と感想を語った。(新山創)
(2025年6月13日朝刊掲載)
准教授と専任講師たちが、被爆ピアノ「明子さんのピアノ」とフルート、バイオリンを奏で、テノールの歌声を響かせた。ショパンの「ノクターン第2番」に始まり、バッハの「無伴奏バイオリンソナタ第3番」「羊は安らかに草を食み」など全8曲を披露した。
集まった約120人からは1曲ごとに拍手が湧いた。終戦の年に生まれた東区の万代峻さん(80)は「選曲と音の響きが良く、平和を願う気持ちが客席に伝わった」と感想を語った。(新山創)
(2025年6月13日朝刊掲載)