両陛下の広島訪問 授業での小学生 出迎え撤回要請 県教職員組合など
25年6月13日
天皇、皇后両陛下が19、20日に県を訪問されるのを巡り、県平和運動センターや県教職員組合など5団体は12日、広島市と市教委に対し、授業として小学生が出迎えることを撤回するよう求める要請書を提出した。
各団体の代表者たち6人が市役所を訪問。要請書は中区の本川小と中島小の6年生が校外学習として19日に平和記念公園で両陛下を出迎えることについて「授業として行うことは事実上、参加の強制」と指摘。市教委の独立性の観点から市長部局が両校に参加を依頼したことも疑問視した。
市教委の担当者は「参加を希望しない場合は学校で教員の指導の下、個別の学習をするなど配慮しており強制していない」と答えた。
市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」など2団体も12日、県教委と市教委を訪れ、出迎え行事への児童の参加の撤回などを求めた。
(2025年6月13日朝刊掲載)
各団体の代表者たち6人が市役所を訪問。要請書は中区の本川小と中島小の6年生が校外学習として19日に平和記念公園で両陛下を出迎えることについて「授業として行うことは事実上、参加の強制」と指摘。市教委の独立性の観点から市長部局が両校に参加を依頼したことも疑問視した。
市教委の担当者は「参加を希望しない場合は学校で教員の指導の下、個別の学習をするなど配慮しており強制していない」と答えた。
市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」など2団体も12日、県教委と市教委を訪れ、出迎え行事への児童の参加の撤回などを求めた。
(2025年6月13日朝刊掲載)