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ジブチ議長が平和公園訪問 「二度と核兵器を使わせない」

 ジブチのディレイタ・モハメッド・ディレイタ国民議会議長が14日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学した。

 松井一実市長の案内で原爆慰霊碑に献花した。資料館では、建物疎開作業中に被爆死した生徒の遺品などに見入った。

 ディレイタ議長は芳名録に「広島には世界に伝えるべきメッセージがある」などと記し「原爆で多くの人が命を落とした。二度と核兵器を使わせない世界にするべきだと感じた」と話した。

 2001~13年に首相を務めたディレイタ議長は、外務省の招待で来日し、初めて広島を訪問した。(佐貫俊介)

(2025年6月15日朝刊掲載)

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