文学と平和 修学旅行生に講話 広島文学資料保全の会
25年6月14日
市民団体「広島文学資料保全の会」が11日、初めて修学旅行生を対象にした平和学習を行った。土屋時子代表(76)が広島国際会議場(広島市中区)で原爆文学などについて講話した。
修学旅行生は、岐阜市近郊にある岐南中の3年生222人。3日間の広島滞在の初日に平和記念公園を訪れた。土屋代表は大画面に被爆作家の資料を投影しながら約1時間講話し、峠三吉や栗原貞子の詩も朗読。「ヒロシマを繰り返さないため、自分に何ができるか考えて」と呼びかけた。
最前列で聞き入っていた江﨑莉央さん(15)は「詩から、当時の広島の人々の悲しみ、苦しみや恐怖などさまざまな感情が読み取れた。今日学んだことを自分の生き方に取り入れていきたい」と力を込めた。この後、グループに分かれ、広島文学資料保全の会のメンバーたち約10人が、平和記念公園の慰霊碑を案内した。(桑島美帆)
(2025年6月14日朝刊掲載)
修学旅行生は、岐阜市近郊にある岐南中の3年生222人。3日間の広島滞在の初日に平和記念公園を訪れた。土屋代表は大画面に被爆作家の資料を投影しながら約1時間講話し、峠三吉や栗原貞子の詩も朗読。「ヒロシマを繰り返さないため、自分に何ができるか考えて」と呼びかけた。
最前列で聞き入っていた江﨑莉央さん(15)は「詩から、当時の広島の人々の悲しみ、苦しみや恐怖などさまざまな感情が読み取れた。今日学んだことを自分の生き方に取り入れていきたい」と力を込めた。この後、グループに分かれ、広島文学資料保全の会のメンバーたち約10人が、平和記念公園の慰霊碑を案内した。(桑島美帆)
(2025年6月14日朝刊掲載)