核関連施設空爆に抗議 日本被団協 イスラエルに「憤り」
25年6月18日
日本被団協は17日、イスラエルによるイランの核関連施設への空爆について「絶対に許されない。ヒロシマ、ナガサキの悲劇を忘れてはならない」と抗議する声明を出した。
声明では、イランの報復攻撃を踏まえ「(両国の)対立が先鋭化してきた。強い憤りと不安を禁じえない」と批判。「核施設への攻撃をやめるとともに、一日も早い戦争終結を強く訴える」と即時停戦を呼びかけた。
緊迫化する世界情勢にも危機感を示した。核兵器保有国のロシア、インドとパキスタン双方による核威嚇を挙げ「核兵器使用の危険が一段と高まっている」と指摘した。
ノーベル平和賞を受賞した活動にも触れ「被爆者は『ふたたび被爆者をつくるな、核兵器なくせ』と世界に訴えてきた」と強調。一方、被爆者は今も心身ともに苦しんでいるとし「悲劇をふたたび起こしてはならない」と訴えた。(中川雅晴)
(2025年6月18日朝刊掲載)
声明では、イランの報復攻撃を踏まえ「(両国の)対立が先鋭化してきた。強い憤りと不安を禁じえない」と批判。「核施設への攻撃をやめるとともに、一日も早い戦争終結を強く訴える」と即時停戦を呼びかけた。
緊迫化する世界情勢にも危機感を示した。核兵器保有国のロシア、インドとパキスタン双方による核威嚇を挙げ「核兵器使用の危険が一段と高まっている」と指摘した。
ノーベル平和賞を受賞した活動にも触れ「被爆者は『ふたたび被爆者をつくるな、核兵器なくせ』と世界に訴えてきた」と強調。一方、被爆者は今も心身ともに苦しんでいるとし「悲劇をふたたび起こしてはならない」と訴えた。(中川雅晴)
(2025年6月18日朝刊掲載)