原水禁運動 成果と課題議論 8月の世界大会 概要発表
25年6月24日
原水禁国民会議は23日、広島、長崎両市で8月に開く原水爆禁止世界大会の概要を発表した。被爆80年の節目に、核兵器廃絶に向けた運動の成果を振り返り、今後の課題を話し合う。
4~6日の広島大会では、金子哲夫共同議長が被爆者の体験を原点とする原水禁運動の歩みを紹介する。米国とイスラエルによるイラン核施設への攻撃をはじめ、緊迫する国際情勢も学ぶ。続く7~9日の長崎大会では、捕虜が長崎で被爆したオランダから講師を招き、世界のヒバクシャへの理解を深める。
東京都内で記者会見した谷雅志事務局長は「80年たっても、核廃絶は実現できていない。原水禁運動の足元を確認したい」と話した。
また今月28日には、都内の日本教育会館で集いを開く。原水禁の訴えと活動をまとめた小冊子の執筆者が若者と意見を交わす。(宮野史康)
(2025年6月24日朝刊掲載)
4~6日の広島大会では、金子哲夫共同議長が被爆者の体験を原点とする原水禁運動の歩みを紹介する。米国とイスラエルによるイラン核施設への攻撃をはじめ、緊迫する国際情勢も学ぶ。続く7~9日の長崎大会では、捕虜が長崎で被爆したオランダから講師を招き、世界のヒバクシャへの理解を深める。
東京都内で記者会見した谷雅志事務局長は「80年たっても、核廃絶は実現できていない。原水禁運動の足元を確認したい」と話した。
また今月28日には、都内の日本教育会館で集いを開く。原水禁の訴えと活動をまとめた小冊子の執筆者が若者と意見を交わす。(宮野史康)
(2025年6月24日朝刊掲載)