飛鷹の遺族ら平和祈る 呉で乗組員の追悼式
25年6月25日
太平洋戦争中のマリアナ沖海戦で沈没した旧海軍の航空母艦飛鷹の乗組員たちの追悼式が、呉市上長迫町の長迫公園(旧呉海軍墓地)の慰霊碑前であった。遺族や有志でつくる「航空母艦飛鷹会」の主催。参列者約50人が、歴史の継承と平和の維持を誓った。
飛鷹は1944年6月20日、太平洋のマリアナ諸島沖で米軍の空爆と魚雷の攻撃を受けて沈没。乗組員と飛鷹に配属された第652海軍航空隊の隊員たち計705人が犠牲になったという。参列者は碑前で黙とうし、焼香した。
参列した呉市阿賀中央の土井茂人さん(89)は乗組員だった父茂男さんを亡くした。「穏やかな日々が続くよう祈りたい」と手を合わせた。(小林旦地)
(2025年6月25日朝刊掲載)
飛鷹は1944年6月20日、太平洋のマリアナ諸島沖で米軍の空爆と魚雷の攻撃を受けて沈没。乗組員と飛鷹に配属された第652海軍航空隊の隊員たち計705人が犠牲になったという。参列者は碑前で黙とうし、焼香した。
参列した呉市阿賀中央の土井茂人さん(89)は乗組員だった父茂男さんを亡くした。「穏やかな日々が続くよう祈りたい」と手を合わせた。(小林旦地)
(2025年6月25日朝刊掲載)