「被爆者の痛みを捨象」 秋葉前広島市長が批判 トランプ氏原爆正当化発言
25年6月27日
前広島市長で広島県原水禁の秋葉忠利代表委員(82)は26日、市役所で記者会見し、原爆投下を引き合いに米軍によるイランの核施設攻撃を正当化したトランプ米大統領の発言を巡り、「被爆者の生き地獄や人間的な痛み、苦しみを捨象している」と批判した。
秋葉氏は「原爆投下が平和のシンボルかのような文脈で、間違いだ」と強調。日本政府や広島市などに対し、速やかに抗議するよう求めた。
一方で米国のギャバード国家情報長官が広島を訪れ、X(旧ツイッター)で核兵器廃絶を主張した点に言及。「重要視する。私たちの味方として一緒にやっていく体制をつくらないといけない」と述べた。廃絶への協力を呼びかける書簡を送ったという。
(2025年6月27日朝刊掲載)
秋葉氏は「原爆投下が平和のシンボルかのような文脈で、間違いだ」と強調。日本政府や広島市などに対し、速やかに抗議するよう求めた。
一方で米国のギャバード国家情報長官が広島を訪れ、X(旧ツイッター)で核兵器廃絶を主張した点に言及。「重要視する。私たちの味方として一緒にやっていく体制をつくらないといけない」と述べた。廃絶への協力を呼びかける書簡を送ったという。
(2025年6月27日朝刊掲載)