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平和願う活動紹介 NPO法人 中区で「集い」

 原爆犠牲者を追悼し、平和の大切さを考える「広島市民平和の集い」が27日、広島市中区の旧日本銀行広島支店で始まった。29日まで。

 被爆者の短歌や詩を写真、書で表した作品、国際交流事業のパネルなど約10の団体、個人の「平和な世界」に向けた活動を紹介している。この日は「南インドの子どもたちを支援する会」の酒井伸雄代表(64)=南区=が「インドとの平和の架け橋」と題して講演。折り鶴を受け取った現地の子どもが喜ぶ様子をスクリーンに映し「折り鶴は平和と友好の架け橋になるので作ってほしい。持って行く」と訴えた。

 NPO法人「HPS国際ボランティア」の主催。28日は午前10時15分から追悼の式典を開催。市内の高校や市民団体の活動をまとめ、7月下旬に発行する日英2カ国語版の冊子「ヒロシマの心8」について報告する。入場無料。(二井理江)

(2025年6月28日朝刊掲載)

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