[被爆80年] 被爆死の子 追悼サイト ICAN 広島・長崎の400人超掲載
25年7月2日
非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))」が1日、広島と長崎で被爆死した子どもを追悼する特設サイトを開いた。原爆資料館(広島市中区)や中国新聞社などが協力し、400人以上の死没状況と遺影を掲載。一人一人の生と死に焦点を当て、核兵器の非人道性を訴えている。
平和記念公園(同)の「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんをはじめ、公園になる以前の町の住民、平和大通り一帯の建物疎開作業に動員されて被爆死した学徒たちを取り上げた。一人一人の状況のほか、残された家族の悲しみや苦しみも伝える。
子ども個人の遺影や情報は、広島、長崎の原爆資料館や中国新聞社、長崎新聞社など10機関・団体が提供や協力をした。特設サイトを通じ、ICANは「被爆死した子どもたちの存在とストーリーを伝え、核兵器がもたらす脅威について、世界中の人々の意識を高めたい」とする。一部のページは日本語にも対応している。(藤村潤平)
特設サイトはこちら
(2025年7月2日朝刊掲載)
平和記念公園(同)の「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんをはじめ、公園になる以前の町の住民、平和大通り一帯の建物疎開作業に動員されて被爆死した学徒たちを取り上げた。一人一人の状況のほか、残された家族の悲しみや苦しみも伝える。
子ども個人の遺影や情報は、広島、長崎の原爆資料館や中国新聞社、長崎新聞社など10機関・団体が提供や協力をした。特設サイトを通じ、ICANは「被爆死した子どもたちの存在とストーリーを伝え、核兵器がもたらす脅威について、世界中の人々の意識を高めたい」とする。一部のページは日本語にも対応している。(藤村潤平)
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(2025年7月2日朝刊掲載)