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米の首席公使が広島市長を訪問 若者交流深化で一致

 在日米国大使館のアーロン・スナイプ首席公使が2日、広島市役所を訪れ、松井一実市長と面会した。米国と広島の若者が交流を深める重要性を確認した。

 松井市長は、平和記念公園(中区)と米ハワイ州パールハーバー国立記念公園の姉妹公園協定に基づく若者の交流事業などを説明。広島を訪れた米国のギャバード国家情報長官が6月にX(旧ツイッター)で核兵器廃絶を訴えた点にも言及し「理想としてあるべき姿を考えている人がいると示してもらい、感激した」と伝えた。

 冒頭を除き、非公開で意見交換。在大阪・神戸米国総領事館の報道担当者によると、スナイプ氏は若者の交流事業を歓迎したという。5月の着任に伴うあいさつで、県庁で湯崎英彦知事とも会った。(下高充生)

(2025年7月4日朝刊掲載)

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