広島大・広島市立大・広島修道大 平和関連科目で単位互換 今秋から
25年7月12日
広島大と広島市立大、広島修道大は今秋に始まる後期の講義から平和に関する大学院の7科目で単位互換を始める。被爆地の大学が連携し、専門人材の育成につなげる。
広島大の人間社会科学研究科国際平和共生プログラム▽市立大の平和学研究科平和学専攻▽修道大の法学研究科国際政治学専攻―に在籍する学生計約60人が対象になる。国際関係や紛争解決に関する広島大4科目、市立大2科目、修道大1科目で互換を実施。例えば、広島大の学生が、市立大の対象科目を受講し単位を取得すると、広島大の単位とみなされる。
核兵器のない世界に向けた共同研究を進めようと、広島市と広島大、市立大、広島平和文化センターが2024年1月に設立した「ヒロシマ平和研究教育機構」による共同教育の一環。関連科目がある修道大も巻き込んだ。
機構は、「平和に関する学びの幅を広げ、専門性のある人材育成を進めたい」と説明している。26年度も今回の取り組みを踏まえて科目などを調整する。(下高充生)
(2025年7月12日朝刊掲載)
広島大の人間社会科学研究科国際平和共生プログラム▽市立大の平和学研究科平和学専攻▽修道大の法学研究科国際政治学専攻―に在籍する学生計約60人が対象になる。国際関係や紛争解決に関する広島大4科目、市立大2科目、修道大1科目で互換を実施。例えば、広島大の学生が、市立大の対象科目を受講し単位を取得すると、広島大の単位とみなされる。
核兵器のない世界に向けた共同研究を進めようと、広島市と広島大、市立大、広島平和文化センターが2024年1月に設立した「ヒロシマ平和研究教育機構」による共同教育の一環。関連科目がある修道大も巻き込んだ。
機構は、「平和に関する学びの幅を広げ、専門性のある人材育成を進めたい」と説明している。26年度も今回の取り組みを踏まえて科目などを調整する。(下高充生)
(2025年7月12日朝刊掲載)