広島復興の歩み 映像や朗読で 被爆80年 マツダ本社で「絵おと芝居」
25年7月24日
マツダは23日、スクリーンに投影した映像や音楽、朗読を組み合わせた「絵おと芝居」を広島県府中町の本社ロビーで開いた。被爆80年の節目に一般社団法人まち物語制作委員会(広島市西区)と共同で企画。アナウンサーや中高生が、広島の復興の歩みを発信した。
エンジン音になぞらえて「バタンコ」と呼ばれた東洋工業(現マツダ)の三輪トラックが活躍する姿を通じ、広島の戦後復興を描く「広島バタンコ物語」は、広島ホームテレビ(中区)のアナウンサーたちが朗読した。マリンバや電子オルガンの演奏を交え、被爆後に生産を再開する様子などを伝えた。
マツダ総務部の植月真一郎主幹が会社の歴史を語るコーナーもあった。三輪トラックGA型マツダ号の愛称「グリーン・パネル」には、青春や平和などの思いが込められていたと紹介。「被爆後、マツダの建物に企業や行政が入り、復興の一翼を担った」とも説明した。
イベントには地域の住民たち約180人が集まった。修道中・高(中区)の放送班が朗読した「広島サッカー復活物語」もあった。(口元惇矢)
(2025年7月24日朝刊掲載)
エンジン音になぞらえて「バタンコ」と呼ばれた東洋工業(現マツダ)の三輪トラックが活躍する姿を通じ、広島の戦後復興を描く「広島バタンコ物語」は、広島ホームテレビ(中区)のアナウンサーたちが朗読した。マリンバや電子オルガンの演奏を交え、被爆後に生産を再開する様子などを伝えた。
マツダ総務部の植月真一郎主幹が会社の歴史を語るコーナーもあった。三輪トラックGA型マツダ号の愛称「グリーン・パネル」には、青春や平和などの思いが込められていたと紹介。「被爆後、マツダの建物に企業や行政が入り、復興の一翼を担った」とも説明した。
イベントには地域の住民たち約180人が集まった。修道中・高(中区)の放送班が朗読した「広島サッカー復活物語」もあった。(口元惇矢)
(2025年7月24日朝刊掲載)