ベトナム戦争 枯れ葉剤の被害 東広島 パネル展に70枚 26日 戦後復興の講演
25年7月24日
ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の被害を伝えるパネル展が23日、東広島市西条栄町の芸術文化ホールくららの市民ギャラリーで始まった。同市の広島ベトナム平和友好協会が主催した。無料。28日まで。
戦争の歴史や枯れ葉剤に含まれる猛毒ダイオキシンがもたらした健康被害を伝える写真付きパネル約70枚が並ぶ。体がつながった結合双生児として生まれた「ベトちゃんとドクちゃん」の弟グエン・ドクさんの半生や、終戦から50年を迎えたベトナムの経済状況と文化を紹介している。
同協会の赤木達男会長(73)は「今なお続く化学兵器の被害の実情を知ってほしい」と話す。展示は午前9時半~午後5時。26日午前10時~正午には、駐日ベトナム大使館の参事官が戦後の復興について講演する。(長野葵)
(2025年7月24日朝刊掲載)
戦争の歴史や枯れ葉剤に含まれる猛毒ダイオキシンがもたらした健康被害を伝える写真付きパネル約70枚が並ぶ。体がつながった結合双生児として生まれた「ベトちゃんとドクちゃん」の弟グエン・ドクさんの半生や、終戦から50年を迎えたベトナムの経済状況と文化を紹介している。
同協会の赤木達男会長(73)は「今なお続く化学兵器の被害の実情を知ってほしい」と話す。展示は午前9時半~午後5時。26日午前10時~正午には、駐日ベトナム大使館の参事官が戦後の復興について講演する。(長野葵)
(2025年7月24日朝刊掲載)