[被爆80年] 「三次ブルー」の折り鶴80羽 三良坂平和美術館のロビー
25年7月24日
三次市産の藍で染めた折り鶴が、同市三良坂町の三良坂平和美術館のロビーを彩っている。被爆80年に合わせ、「三次ブルー」の和紙を主に使って市民たちが折った大小80羽が平和への願いを乗せて羽ばたく。8月1日まで。無料。
羽を広げて2~35センチとさまざま。三次観光アンバサダーの小林年子さんが「三次の折り鶴」として発案した。使うのは藍染め作家坂口奈津子さん(70)=東酒屋町=が育てた藍。商標登録した「三次ブルー」の色合いに染めた和紙で折り上げ、同館ロビーにある木製の棚に飾り付けている。
市が認定する女性起業家の「みよしアントレーヌ」の有志や知人も制作に協力した。「折り鶴は集中しないと作れない。それって平和な時間じゃないでしょうか」と小林さん。「国際交流の場などでも取り組み、人と人をつなぐ一歩にしたい」と話す。(林淳一郎)
(2025年7月24日朝刊掲載)
羽を広げて2~35センチとさまざま。三次観光アンバサダーの小林年子さんが「三次の折り鶴」として発案した。使うのは藍染め作家坂口奈津子さん(70)=東酒屋町=が育てた藍。商標登録した「三次ブルー」の色合いに染めた和紙で折り上げ、同館ロビーにある木製の棚に飾り付けている。
市が認定する女性起業家の「みよしアントレーヌ」の有志や知人も制作に協力した。「折り鶴は集中しないと作れない。それって平和な時間じゃないでしょうか」と小林さん。「国際交流の場などでも取り組み、人と人をつなぐ一歩にしたい」と話す。(林淳一郎)
(2025年7月24日朝刊掲載)