[被爆80年] 平和の尊さ 英語で発信 市内中学生の「メッセンジャー」 南区 66人が研修会参加
25年7月27日
8月6日に広島市を訪れる各国大使たちに、英語で平和の尊さを伝える「メッセンジャー」に選ばれた市内の中学生が26日、南区の市留学生会館で研修を受けた。相手に伝わりやすい表現方法などを学んだ。
2、3年生66人が参加。5人前後の班に分かれ、留学生と外国語指導助手(ALT)を前に、平和の実現に向けた行動など各自がまとめた英文を読み上げた。それぞれ「相手の顔を見て」「伝えたい思いを強調し、ゆっくり読んで」と助言を受けた。
原爆投下の事実を正しく知り、未来へ継ぐ大切さを伝えた仁保中3年伊野木彩さん(14)=南区=は「自信を持って、はきはき読むことが大事だと感じた。本番に向け練習したい」と話していた。
被爆70年を迎えた2015年に市教委が始めた取り組みで、被爆80年の本年度は私立を含む市内全68校から1人ずつ選ばれた。6月から被爆体験を聞いたり、原爆資料館(中区)を見学したりして、準備を重ねている。(樋口浩二)
(2025年7月27日朝刊掲載)
2、3年生66人が参加。5人前後の班に分かれ、留学生と外国語指導助手(ALT)を前に、平和の実現に向けた行動など各自がまとめた英文を読み上げた。それぞれ「相手の顔を見て」「伝えたい思いを強調し、ゆっくり読んで」と助言を受けた。
原爆投下の事実を正しく知り、未来へ継ぐ大切さを伝えた仁保中3年伊野木彩さん(14)=南区=は「自信を持って、はきはき読むことが大事だと感じた。本番に向け練習したい」と話していた。
被爆70年を迎えた2015年に市教委が始めた取り組みで、被爆80年の本年度は私立を含む市内全68校から1人ずつ選ばれた。6月から被爆体験を聞いたり、原爆資料館(中区)を見学したりして、準備を重ねている。(樋口浩二)
(2025年7月27日朝刊掲載)