慰霊碑前の柵 鮮やかに 平和公園 塗装業者らが奉仕活動
25年7月27日
全国の塗装業者などでつくるNPO法人「塗魂ペインターズ」(千葉県柏市)が26日、平和記念公園(広島市中区)の原爆慰霊碑前にある柵を塗り直した。被爆80年の原爆の日を前に、メンバーやその家族たち計9人が参加した。
グレーの柵は高さ約0・7メートル、幅約2・4メートルで、25日から2日かけて仕上げた。白のさび止めを施した柵の上から、丁寧なはけさばきで鮮やかに塗った。会員企業の大同防水工業(東区)の品川真一社長(53)は「大勢が訪れる場所。きれいになった姿で8月6日を迎えられたら」と話した。
塗魂ペインターズは、社会貢献として国内外で塗装ボランティアに取り組む。市内では11月に、市安佐動物公園(安佐北区)のフェンスも塗るほか、被爆80年に合わせ、9月に長崎市での活動も計画している。(口元惇矢)
(2025年7月27日朝刊掲載)
グレーの柵は高さ約0・7メートル、幅約2・4メートルで、25日から2日かけて仕上げた。白のさび止めを施した柵の上から、丁寧なはけさばきで鮮やかに塗った。会員企業の大同防水工業(東区)の品川真一社長(53)は「大勢が訪れる場所。きれいになった姿で8月6日を迎えられたら」と話した。
塗魂ペインターズは、社会貢献として国内外で塗装ボランティアに取り組む。市内では11月に、市安佐動物公園(安佐北区)のフェンスも塗るほか、被爆80年に合わせ、9月に長崎市での活動も計画している。(口元惇矢)
(2025年7月27日朝刊掲載)