[被爆80年] 子どもたち100人 平和誓う 瀬野川地区原爆死没者追悼式
25年7月26日
広島市安芸区瀬野川地区の原爆死没者追悼式が25日、同区中野の中野第二公園であった。地元住民や子どもたち約100人が参列し、核兵器と戦争のない世界の実現を誓った。
小中学生の代表各1人が「平和への誓い」を読み上げた。瀬野川東中3年久本侑志さん(14)は「世界では戦争がやまず、帰る場所や共に生きる人を失った人がいる。小さな事でも個の尊重と平和の尊さを伝えていく」と決意を込めた。児童や生徒は千羽鶴を原爆死没者追悼碑に供え、参列した被爆者や遺族、住民が献花した。
追悼式は、瀬野川地区原爆被害者の会などでつくる実行委員会が主催した。追悼碑を建立した1994年から毎年続けている。(石川昌義)
(2025年7月26日朝刊掲載)
小中学生の代表各1人が「平和への誓い」を読み上げた。瀬野川東中3年久本侑志さん(14)は「世界では戦争がやまず、帰る場所や共に生きる人を失った人がいる。小さな事でも個の尊重と平和の尊さを伝えていく」と決意を込めた。児童や生徒は千羽鶴を原爆死没者追悼碑に供え、参列した被爆者や遺族、住民が献花した。
追悼式は、瀬野川地区原爆被害者の会などでつくる実行委員会が主催した。追悼碑を建立した1994年から毎年続けている。(石川昌義)
(2025年7月26日朝刊掲載)