「遺影は語る」特設サイト公開 本紙企画 連載を再編 爆心地一帯 2369人の死追う
25年8月1日
中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターは31日、本紙の企画「遺影は語る」の特設サイトを公開した。平和記念公園(広島市中区)になった爆心地一帯に関係する2369人の原爆死を掘り起こし、1882人の遺影を載せた連載(1997~2000年)を再編し、死没者の検索などもできるようにした。
「遺影は語る」は、45年8月6日に米軍が投下した原爆によって広島で何が起きたかを一人一人の遺影や生と死の記録を通じて伝えた。特設サイトは町域、学徒、職域の計13シリーズと関連記事をまとめ、英訳した。死没者の記録も英訳を順次進めている。
各シリーズでは遺族の協力を得て、中島本町など旧6町の住民や勤務者を追ったほか、広島県立広島二中(現観音高)と市立第一高等女学校(現舟入高)の生徒や教員、爆心直下の旧細工町にあった広島郵便局の職員たちを取り上げた。総集編は、米国のオバマ大統領(当時)が現職の米大統領として初めて広島を訪れた2016年5月27日の朝刊にも一部を再掲した。(藤村潤平)
(2025年8月1日朝刊掲載)
特設サイトはこちら
「遺影は語る」は、45年8月6日に米軍が投下した原爆によって広島で何が起きたかを一人一人の遺影や生と死の記録を通じて伝えた。特設サイトは町域、学徒、職域の計13シリーズと関連記事をまとめ、英訳した。死没者の記録も英訳を順次進めている。
各シリーズでは遺族の協力を得て、中島本町など旧6町の住民や勤務者を追ったほか、広島県立広島二中(現観音高)と市立第一高等女学校(現舟入高)の生徒や教員、爆心直下の旧細工町にあった広島郵便局の職員たちを取り上げた。総集編は、米国のオバマ大統領(当時)が現職の米大統領として初めて広島を訪れた2016年5月27日の朝刊にも一部を再掲した。(藤村潤平)
(2025年8月1日朝刊掲載)
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