[被爆80年] 原田真二さんら「争い断ち切ろう」 平和公園発 祈りを音楽に乗せ
25年8月4日
広島市中区出身のシンガー・ソングライター原田真二さん(66)たちが出演する「広島ワールドピースコンサート」が3日、中区の平和記念公園であった。動画出演を含む7組のアーティストや被爆者が、音楽を通じて戦争や暴力のない世界の実現を訴えた。
平和の鐘近くにミニステージを設けた。原田さんは、被爆80年に合わせた新曲「青くきれいな星のために」や、「ひろしまから始めよう」など7曲を熱唱。訪れた約150人を沸かせた。
ロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルのパレスチナ自治区ガザへの攻撃を非難。「全てを話し合いで解決するべきだ。われわれの世代で憎しみと恨みの連鎖を断ち切ろう」と呼びかけた。
原田さんが理事長を務めるNPO法人ジェントル・アース(東京)が主催した。合唱で参加した西区の崇徳高3年光寺龍海さん(18)は「広島から平和の大切さを発信する気持ちを強く感じた」と喜んだ。(山本祐司)
(2025年8月4日朝刊掲載)
平和の鐘近くにミニステージを設けた。原田さんは、被爆80年に合わせた新曲「青くきれいな星のために」や、「ひろしまから始めよう」など7曲を熱唱。訪れた約150人を沸かせた。
ロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルのパレスチナ自治区ガザへの攻撃を非難。「全てを話し合いで解決するべきだ。われわれの世代で憎しみと恨みの連鎖を断ち切ろう」と呼びかけた。
原田さんが理事長を務めるNPO法人ジェントル・アース(東京)が主催した。合唱で参加した西区の崇徳高3年光寺龍海さん(18)は「広島から平和の大切さを発信する気持ちを強く感じた」と喜んだ。(山本祐司)
(2025年8月4日朝刊掲載)