核廃絶へ 多彩な視点で 広島でシンポ 森下洋子さんら語る
25年8月3日
国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道」が2日、広島市中区の広島国際会議場で開かれた。中区出身のプリマバレリーナ森下洋子さんたちが登壇。被爆者が少なくなる中、核廃絶へ向け、国際政治や芸術など多彩な視点で議論を深めた。
安佐南区出身のピアニスト萩原麻未さんが被爆ピアノ「明子さんのピアノ」を演奏して開幕。基調講演で、オーストリア外務省のアレクサンダー・クメント軍縮局長が「核兵器の依存が高まり、安全保障は厳しい状況にある。核抑止は現実主義というよりおごりだ」とし、核兵器禁止条約の重要性を訴えた。
森下さんは、原爆で大やけどを負いながら前向きに生きた祖母の生涯を紹介。「広島で育った者として魂の源から平和を訴え、踊り続けるのが使命」と力を込めた。
中国新聞、長崎新聞、朝日新聞3社合同の「全国被爆者アンケート」の報告では、中国新聞社の馬上稔子記者たちが、震える手で回答を寄せた被爆者の思いなどを伝えた。広島市、広島平和文化センター、朝日新聞社の主催。約400人が来場した。(桑島美帆)
(2025年8月3日朝刊掲載)
安佐南区出身のピアニスト萩原麻未さんが被爆ピアノ「明子さんのピアノ」を演奏して開幕。基調講演で、オーストリア外務省のアレクサンダー・クメント軍縮局長が「核兵器の依存が高まり、安全保障は厳しい状況にある。核抑止は現実主義というよりおごりだ」とし、核兵器禁止条約の重要性を訴えた。
森下さんは、原爆で大やけどを負いながら前向きに生きた祖母の生涯を紹介。「広島で育った者として魂の源から平和を訴え、踊り続けるのが使命」と力を込めた。
中国新聞、長崎新聞、朝日新聞3社合同の「全国被爆者アンケート」の報告では、中国新聞社の馬上稔子記者たちが、震える手で回答を寄せた被爆者の思いなどを伝えた。広島市、広島平和文化センター、朝日新聞社の主催。約400人が来場した。(桑島美帆)
(2025年8月3日朝刊掲載)