大竹から動員 義勇隊の悲劇 森重昭さんが解説
25年8月3日
被爆者で歴史研究家の森重昭さん(88)=広島市西区=を招いた平和講座が2日、大竹市西栄の栄公民館であった。「原爆と大竹」をテーマに、地元から動員された国民義勇隊の悲劇について森さんが被爆体験も重ねながら解説した。
森さんは妻佳代子さん(83)と共に登壇。旧小方村などから建物疎開作業のため列車で広島市へ向かった国民義勇隊を取り上げた。森さんによると、約千人が午前6時台の列車に分乗し、小網町(現中区)などで被爆。「約300人が命を落とした」と語った。
当時8歳の森さんは己斐町(現西区)で被爆し、爆風で飛ばされて川に落ちた。やけどをした負傷者や亡くなった人の火葬を目の当たりにし、「苦しい思いをした人が大勢いる」と時折声を詰まらせた。
公民館が主催し、27人が参加した。大竹市白石の病院職員岩田潤一さん(43)は「大竹の犠牲者について初めて知ることが多かった。家族や同僚にも伝えたい」と話していた。(和泉恵太)
(2025年8月3日朝刊掲載)
森さんは妻佳代子さん(83)と共に登壇。旧小方村などから建物疎開作業のため列車で広島市へ向かった国民義勇隊を取り上げた。森さんによると、約千人が午前6時台の列車に分乗し、小網町(現中区)などで被爆。「約300人が命を落とした」と語った。
当時8歳の森さんは己斐町(現西区)で被爆し、爆風で飛ばされて川に落ちた。やけどをした負傷者や亡くなった人の火葬を目の当たりにし、「苦しい思いをした人が大勢いる」と時折声を詰まらせた。
公民館が主催し、27人が参加した。大竹市白石の病院職員岩田潤一さん(43)は「大竹の犠牲者について初めて知ることが多かった。家族や同僚にも伝えたい」と話していた。(和泉恵太)
(2025年8月3日朝刊掲載)