×

ニュース

米真珠湾で原爆・平和展 広島市や長崎市 12日から

 広島市や長崎市は12日から来年2月末まで米ハワイ州の真珠湾にある戦艦ミズーリ記念館で「ヒロシマ・ナガサキ原爆・平和展」を開く。被爆の実態を広く伝え、核兵器廃絶に向けた世論の形成につなげる。

 両市と、同館を運営する戦艦ミズーリ保存協会が主催する。動員学徒の遺品の焼け焦げた弁当箱のレプリカなど資料20点、被爆の惨状を伝える写真パネル30点などを並べる。初日には、被爆者の笠岡貞江さん(92)=広島市西区=が被爆体験を語る。

 関連行事として、同館近くのパールハーバー国立記念公園側と調整した結果、笠岡さんの証言と、来園者に折り鶴を折ってもらうワークショップを開く。現地の大学などでも証言や写真ポスター展を催す。

 原爆・平和展は1995年度以降、22カ国61都市で延べ71回開催している。同館では2020年8月~21年2月に続き2回目。前回は新型コロナウイルス禍で休館期間も長く、再び開くことにした。(下高充生)

(2025年8月2日朝刊掲載)

年別アーカイブ