広島と名古屋の高校生署名活動 核廃絶求める
25年8月2日
広島市と名古屋市の高校生が1日、核兵器廃絶を求める署名を原爆ドーム(広島市中区)周辺で集めた。2008年から続ける「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」の一環。平和首長会議(会長・松井一実広島市長)を通じて国連本部に届ける。
広島女学院高(中区)と、平和学習で交流のある金城学院高の生徒計26人が参加。約1時間、各国の指導者に核兵器廃絶への取り組みを求める署名への協力を呼びかけた。松井市長も活動の輪に加わった。
広島女学院高2年の對馬(つしま)紘花さん(16)は「被爆から80年たっても被爆者の苦しさは変わらない。平和への思いを未来につなげたい」。金城学院高3年の中井麻央さん(17)は「広島で学んだ被爆者の思いを学校で伝えたい」と話した。活動には全国の中高生が参加し、4月末時点で69万9347筆を集めている。
(2025年8月2日朝刊掲載)
広島女学院高(中区)と、平和学習で交流のある金城学院高の生徒計26人が参加。約1時間、各国の指導者に核兵器廃絶への取り組みを求める署名への協力を呼びかけた。松井市長も活動の輪に加わった。
広島女学院高2年の對馬(つしま)紘花さん(16)は「被爆から80年たっても被爆者の苦しさは変わらない。平和への思いを未来につなげたい」。金城学院高3年の中井麻央さん(17)は「広島で学んだ被爆者の思いを学校で伝えたい」と話した。活動には全国の中高生が参加し、4月末時点で69万9347筆を集めている。
(2025年8月2日朝刊掲載)