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ベラルーシが4年ぶり出席 広島の平和記念式典

 広島市は4日、平和記念公園(中区)で6日に営む平和記念式典にベラルーシやウクライナ、米国の政府代表が出席すると発表した。ベラルーシはウクライナ侵攻を続ける同盟国ロシアとともに昨年まで3年続けて招待しておらず、4年ぶりとなる。4日時点で過去最多の120カ国・地域が出席の意向を示している。

 市によると、ベラルーシからは7月下旬に連絡が入った。会計専門官が出席する。昨年欠席したウクライナは3等書記官が臨む。また在日米国大使館は、4月に着任したグラス駐日大使の参列を発表した。

 一方、当初参列を伝えていたカンボジアなど9カ国は一転、欠席を市に伝えた。式典を巡って市は今年、従来の「招待」を、開催を案内する「通知」に変更。昨年より30カ国多い196カ国・地域に通知文を送り、自発的な意思による参列を促している。

(2025年8月5日朝刊掲載)

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