[被爆80年] 学んだ平和・戦争 壁新聞に 府中北小6年生 町民に披露
25年8月5日
府中北小(府中町)の6年生約50人が、平和学習の成果をまとめた壁新聞を1人1枚作り、町が主催した被爆80年行事の会場に掲示した。
被爆ピアノの修復に取り組む調律師矢川光則さん(73)=広島市安佐南区=や被爆電車の運行を続ける広島電鉄の社員、被爆80年報道を担う中国新聞記者を学校に招き、聞いた話をB4判の壁新聞にまとめた。府中公民館で2日にあった被爆80年行事で、原爆被害をテーマにした紙芝居の読み聞かせや広島交響楽団の追悼演奏といった催しの参加者に見てもらった。
壁新聞の題字に児童それぞれの思いがこもる。「未来へ平和を新聞」と題した田中阿礼さん(12)は「争いがない世界をつくることはとても大切」と話した。母親の裕美さん(42)は「みんな自分の言葉で素直な気持ちをつづっている。平和学習を今後も続けてほしい」と願った。(石川昌義)
(2025年8月5日朝刊掲載)
被爆ピアノの修復に取り組む調律師矢川光則さん(73)=広島市安佐南区=や被爆電車の運行を続ける広島電鉄の社員、被爆80年報道を担う中国新聞記者を学校に招き、聞いた話をB4判の壁新聞にまとめた。府中公民館で2日にあった被爆80年行事で、原爆被害をテーマにした紙芝居の読み聞かせや広島交響楽団の追悼演奏といった催しの参加者に見てもらった。
壁新聞の題字に児童それぞれの思いがこもる。「未来へ平和を新聞」と題した田中阿礼さん(12)は「争いがない世界をつくることはとても大切」と話した。母親の裕美さん(42)は「みんな自分の言葉で素直な気持ちをつづっている。平和学習を今後も続けてほしい」と願った。(石川昌義)
(2025年8月5日朝刊掲載)