広響の音楽監督ら献花 平和公園 きょう中区で公演
25年8月5日
広島交響楽団のクリスティアン・アルミンク音楽監督や団員たち約60人が4日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。被爆80年に合わせ、5日に開く「平和の夕べ」コンサートを前に、犠牲者を追悼し、祈りをささげた。
コンサートマスターや各パートの首席をはじめ、団員の有志が参加。アルミンク音楽監督が、広響が掲げるテーマ「Music for Peace」と記された花輪を慰霊碑に手向けた。
アルミンク音楽監督は「非常に心を動かされた。この思いを公演でお届けしたい」と強調。初協演するロシア出身のピアニスト、ダニール・トリフォノフも参列し、「犠牲になった市民のことを思う」と語った。
5日の公演は午後6時45分から中区の広島文化学園HBGホールで。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」、マーラーの「交響曲第4番」を演奏する。中国新聞などの主催。(桑島美帆)
(2025年8月5日朝刊掲載)
コンサートマスターや各パートの首席をはじめ、団員の有志が参加。アルミンク音楽監督が、広響が掲げるテーマ「Music for Peace」と記された花輪を慰霊碑に手向けた。
アルミンク音楽監督は「非常に心を動かされた。この思いを公演でお届けしたい」と強調。初協演するロシア出身のピアニスト、ダニール・トリフォノフも参列し、「犠牲になった市民のことを思う」と語った。
5日の公演は午後6時45分から中区の広島文化学園HBGホールで。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」、マーラーの「交響曲第4番」を演奏する。中国新聞などの主催。(桑島美帆)
(2025年8月5日朝刊掲載)