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自作折り鶴 SNS投稿を 広島・長崎県、万博でも呼びかけ

 広島、長崎両県は5日、折り鶴に込めた平和へのメッセージを交流サイト(SNS)で発信する「未来へのおりづるキャンペーン」を始めた。9日まで。期間中、大阪・関西万博の会場に設ける広島県のブースでも来訪者に協力を呼びかける。

 キャンペーンは手作りの折り鶴の写真や動画とともに核兵器廃絶や平和を願うメッセージをSNSで拡散させる企画。ハッシュタグ「#CranesForOurFuture」か「#未来へのおりづる」を付け、XやインスタグラムなどのSNSに投稿してもらう。

 2021年度から毎年実施し、24年度の投稿数は約1100件に上った。今年はノルウェー・ノーベル賞委員会のフリードネス委員長も賛同し、協力した。

 県平和推進プロジェクト・チームは「今年は被爆80年の節目。日本被団協のノーベル平和賞受賞で高まった核兵器廃絶の機運も生かし、平和の思いの輪を広げたい」としている。(和多正憲)

(2025年8月6日朝刊掲載)

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