被爆80年展 平和の訴え写真に 中国新聞ク安芸府中支部のメンバー
25年8月6日
中国新聞写真クラブ安芸府中支部のメンバーでつくる「デジタル写真を楽しむ会」が、「被爆80年展」を府中町の府中南公民館で開いている。20日まで。無料。
メンバー7人が広島市中区の平和記念公園で撮影した写真を合成加工したデザイン画など18作品を展示。原爆ドームや原爆の子の像などの画像に「No more Hiroshima」などの文字も入れ、見る人に平和の尊さを訴える。
発案者の岡本敏男さん(89)=府中町=は当時、元宇品小4年だった。原爆投下の4カ月前、呉市の大崎下島へ疎開して被爆を免れたが広島市内に住む親戚を亡くしたという。「ひもじい時代を生きたからこそ今の平和を表現したい」と作品に思いを込めた。(宮原滋)
(2025年8月6日朝刊掲載)
メンバー7人が広島市中区の平和記念公園で撮影した写真を合成加工したデザイン画など18作品を展示。原爆ドームや原爆の子の像などの画像に「No more Hiroshima」などの文字も入れ、見る人に平和の尊さを訴える。
発案者の岡本敏男さん(89)=府中町=は当時、元宇品小4年だった。原爆投下の4カ月前、呉市の大崎下島へ疎開して被爆を免れたが広島市内に住む親戚を亡くしたという。「ひもじい時代を生きたからこそ今の平和を表現したい」と作品に思いを込めた。(宮原滋)
(2025年8月6日朝刊掲載)