平和の道 どう踏み出す 中区 広島・長崎の高校生が対話
25年8月7日
広島や長崎の高校生が核兵器廃絶と平和への道筋を探る対話イベントが6日、広島市中区であった。被爆者や国内外の専門家たちとも意見を交わし、自分たちにできる行動を考えた。
約20人の参加者は、2050年までの核不拡散や平和構築の達成を目標に定め、6月からグループワークなどで話し合ってきた行程表を発表。仮想現実(VR)を活用した被爆体験の継承などを提案した。その後、3グループに分かれ、被爆者の後東利治さん(86)=西区=や、国連訓練調査研究所(ユニタール)のミシェル・ジャイルズマクドノー総代表たち6人と討議した。
県主導の官民組織「へいわ創造機構ひろしま」(HOPe)やユニタールが主催。参加した修道高3年国山輝さん(18)は「聞くだけでなく、行動に移すのが大切と実感した。平和のためにできることを一つ一つやっていきたい」と話した。(馬上稔子)
(2025年8月7日朝刊掲載)
約20人の参加者は、2050年までの核不拡散や平和構築の達成を目標に定め、6月からグループワークなどで話し合ってきた行程表を発表。仮想現実(VR)を活用した被爆体験の継承などを提案した。その後、3グループに分かれ、被爆者の後東利治さん(86)=西区=や、国連訓練調査研究所(ユニタール)のミシェル・ジャイルズマクドノー総代表たち6人と討議した。
県主導の官民組織「へいわ創造機構ひろしま」(HOPe)やユニタールが主催。参加した修道高3年国山輝さん(18)は「聞くだけでなく、行動に移すのが大切と実感した。平和のためにできることを一つ一つやっていきたい」と話した。(馬上稔子)
(2025年8月7日朝刊掲載)