初の歩行者空間で祈り とうろう流し
25年8月7日
被爆80年の6日夜、広島市中区の原爆ドーム前を含む相生通りの一部が歩行者空間になった。近くの元安川で営まれた「とうろう流し」に合わせて初めて交通規制。市民や観光客たちが回遊し、祈りが広がった。
おりづるタワー前から相生橋西詰めまでの約300メートルで午後7時半からの2時間、片側3車線のうち歩道側から1.5車線ずつを規制。一般車両は通さず、バスと路面電車は徐行運転した。市や広島県、まちづくり団体などでつくる実行委員会の企画。一帯では音楽演奏やドローンによる光の演出もあった。
元安川親水テラスでのとうろう流しは、長蛇の列ができる盛況ぶり。浮かべた後、相生橋から川面を眺める姿が目立った。東区の会社員藤田雄三さん(43)は長男と訪れ「静かな空間をゆったり進める良いアイデア。毎年恒例にしても良いですね」と話した。(樋口浩二)
(2025年8月7日朝刊掲載)
おりづるタワー前から相生橋西詰めまでの約300メートルで午後7時半からの2時間、片側3車線のうち歩道側から1.5車線ずつを規制。一般車両は通さず、バスと路面電車は徐行運転した。市や広島県、まちづくり団体などでつくる実行委員会の企画。一帯では音楽演奏やドローンによる光の演出もあった。
元安川親水テラスでのとうろう流しは、長蛇の列ができる盛況ぶり。浮かべた後、相生橋から川面を眺める姿が目立った。東区の会社員藤田雄三さん(43)は長男と訪れ「静かな空間をゆったり進める良いアイデア。毎年恒例にしても良いですね」と話した。(樋口浩二)
(2025年8月7日朝刊掲載)