世界の核被害者 連帯を広げよう HANWAが集会
25年8月7日
市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」(HANWA)は6日、広島市中区で世界の核被害者の連帯について考える対話集会を開いた。60人が参加し、10月に市内で開く「世界核被害者フォーラム」に向けて機運を高めた。
広島の被爆者や東京電力福島第1原発事故の被害者支援に関わる人たち4人が登壇。それぞれの活動を報告し、連帯を広げる意義を説いた。米国が核実験を繰り返した中部太平洋マーシャル諸島の被曝(ひばく)3世、ジャストン・ジェイモアさん(21)は「今も自分の国に戻れない。終わった話ではない。次のマーシャル諸島を生まないよう連帯を」と訴えた。
コーディネーターのHANWAの森滝春子共同代表(86)は「国籍や性別、年齢を超えて連帯し、核被害に焦点を当てた反核平和運動に立て直さないといけない」と締めくくった。 (二井理江)
(2025年8月7日朝刊掲載)
広島の被爆者や東京電力福島第1原発事故の被害者支援に関わる人たち4人が登壇。それぞれの活動を報告し、連帯を広げる意義を説いた。米国が核実験を繰り返した中部太平洋マーシャル諸島の被曝(ひばく)3世、ジャストン・ジェイモアさん(21)は「今も自分の国に戻れない。終わった話ではない。次のマーシャル諸島を生まないよう連帯を」と訴えた。
コーディネーターのHANWAの森滝春子共同代表(86)は「国籍や性別、年齢を超えて連帯し、核被害に焦点を当てた反核平和運動に立て直さないといけない」と締めくくった。 (二井理江)
(2025年8月7日朝刊掲載)