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8・6 東京でも催し 広島ゆかりの企業・自治体

 オフィス機器販売などの理研産業(広島市中区)は6日夜、広島県ゆかりの企業や自治体が平和をテーマに交流するイベントを東京都内で開いた。被爆80年を迎えた原爆の日に東京からも平和への願いを示そうと、昨年に続き企画した。

 55の企業・自治体の首都圏にある拠点から約80人が集まった。このうち6社と広島、福山、呉の3市は、それぞれの沿革や事業内容、平和へのメッセージを担当者が説明。マツダ首都圏事業所の藤家豊所長は、小型オープンスポーツカーのロードスターを挙げ「オープンカーは平和で安全でないと楽しめない。先人が築いた平和を紡いでいかなければ」と説いた。

 参加者はその後、県産品が中心の軽食を取りながら交流を深めた。建設機械製造のコベルコ建機(佐伯区)コーポレートコミュニケーショングループの大山心平マネージャーは「原爆の日をきっかけに、平和をどう維持するか考え続けるのが大事だ」と話していた。(秋吉正哉)

(2025年8月8日朝刊掲載)

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