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　平和と核兵器廃絶を訴える「ピースナイター２０２５」が１３日、広島市南区のマツダスタジアムであった。広島東洋カープ対阪神戦の観客３万２１２８人は、五回終了時に緑と赤の中国新聞紙面を掲げ、原爆ドームと同じ高さ２５メートルに「ピースライン」を描き上げた。

　カープ球団、生協ひろしま、広島平和文化センター、広島電鉄、中国放送、中国新聞社の主催。２００８年から原爆の日の８月６日に近い本拠地試合で開き、今年で１８回目となった。被爆８０年のテーマは「継承」。子どもたちもイニング間にグラウンドに立ち、平和を祈るパフォーマンスを繰り広げた。（千葉教生）

（２０２５年８月１４日朝刊掲載）