被爆遺品 自己表現を排し撮影 土田ヒロミさん 大阪で「ヒロシマ・コレクション」展
25年8月14日
ヒロシマをテーマに撮影を重ねる土田ヒロミさん(85)=東京=の写真展「ヒロシマ・コレクション―1945年、夏。」が、大阪市北区の中之島香雪美術館で開かれている。
原爆資料館(広島市中区)が所蔵する被爆者の遺品を、自己表現を排して撮影したシリーズ。1982年から撮りためた約400点から厳選して紹介している。
遺品の詳しい説明を付した大型パネル約50点のメイン展示では、弁当箱の写真を7点、懐中・腕時計の写真を5点並べたコーナーもある。原爆に焼かれ奪われた、似通いつつもそれぞれに異なる、かけがえのない日常が浮かぶ。
懐炉や手袋、くし、玩具といった、生活の細部を物語る品々の写真を集めた展示も。人物写真はないのに人の気配に満ち、核の脅威や戦争が絶えない現代へ問いを発するかのようだ。
9月7日まで、月曜休館。一般1600円など。(道面雅量)
(2025年8月14日朝刊掲載)
原爆資料館(広島市中区)が所蔵する被爆者の遺品を、自己表現を排して撮影したシリーズ。1982年から撮りためた約400点から厳選して紹介している。
遺品の詳しい説明を付した大型パネル約50点のメイン展示では、弁当箱の写真を7点、懐中・腕時計の写真を5点並べたコーナーもある。原爆に焼かれ奪われた、似通いつつもそれぞれに異なる、かけがえのない日常が浮かぶ。
懐炉や手袋、くし、玩具といった、生活の細部を物語る品々の写真を集めた展示も。人物写真はないのに人の気配に満ち、核の脅威や戦争が絶えない現代へ問いを発するかのようだ。
9月7日まで、月曜休館。一般1600円など。(道面雅量)
(2025年8月14日朝刊掲載)