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[戦後80年] 「平和のバトンつなぎたい」 サッカー森保監督 「未来へ」トーク

 J1サンフレッチェ広島で活躍したサッカー日本代表の森保一監督のトークイベントが10日、JR広島駅ビル(広島市南区)にある映画館MOVIX広島駅であった。抽選で参加した67人を前に、広島への思いやサッカーについて語った。

 トークテーマは「未来へ」。被爆から80年を迎えたことに触れ「当時の人が復興に向けて頑張ってくださったから今がある。平和を願いながら未来にバトンをつないでいきたい」と話した。会場の子どもたちには「失敗を恐れずにチャレンジして、楽しむことを忘れないで」と助言した。子どもの質問に答えるコーナーもあった。

 福山市の野々浜小5年廻野隼澄さん(10)は「森保さんから聞いたことを生かして、サッカー選手になれるように練習を頑張りたい」と笑顔を見せた。イベントは、家電量販のエディオン(中区)が地域活性化を目指す事業「#今までもこれからも」の第1弾として開いた。(江頭香暖)

(2025年8月11日朝刊掲載)

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