サッカー強豪高 生徒が平和学ぶ 大会参加750人 中区で
25年8月20日
県内と全国の強豪高サッカー部が集う大会「DAWN(ドーン) CUP HIROSHIMA」の参加選手たち約750人が18日夜、広島市中区のエディオンピースウイング広島で平和学習をした。
被爆者の記憶を受け継ぐ伝承者を目指す広島大の学生から、原爆投下の実態や「私たちにできることは80年前の惨禍を忘れず、過去から学び続け未来に生かしていくこと」などの訴えを聞いた。サッカー漫画「キャプテン翼」の巨大壁画を通じ平和を発信するスタジアムの取り組みも学んだ。
自分にとっての平和とは何かを考える時間も。新潟県の帝京長岡高2年田中珀馬(はくま)さん(17)は「寮で仲間との何げない会話や食事ができる日常を改めて幸せに思った」とほほ笑んだ。
大会は選手の心身の成長を願い、広島のサッカー指導者有志たちが2021年に始めた。今回は全国28校が出場し17日に開幕。20日まで市と近郊でリーグ戦などがある。(神田真臣)
(2025年8月20日朝刊掲載)
被爆者の記憶を受け継ぐ伝承者を目指す広島大の学生から、原爆投下の実態や「私たちにできることは80年前の惨禍を忘れず、過去から学び続け未来に生かしていくこと」などの訴えを聞いた。サッカー漫画「キャプテン翼」の巨大壁画を通じ平和を発信するスタジアムの取り組みも学んだ。
自分にとっての平和とは何かを考える時間も。新潟県の帝京長岡高2年田中珀馬(はくま)さん(17)は「寮で仲間との何げない会話や食事ができる日常を改めて幸せに思った」とほほ笑んだ。
大会は選手の心身の成長を願い、広島のサッカー指導者有志たちが2021年に始めた。今回は全国28校が出場し17日に開幕。20日まで市と近郊でリーグ戦などがある。(神田真臣)
(2025年8月20日朝刊掲載)